日本宣教学会について
理事長挨拶

理事長 金本悟(かねもと さとる)
前東京ミッション研究所長、現理事長、研究員
日本宣教学会は、2005年6月17日に早稲田奉仕園にて設立総会が開かれ発足しました。
カトリック宣教研究所、日本基督教団宣教研究所、東京ミッション研究所、関西ミッションスタディセンターを始め、多くの方々の協力を得て、ディヴィッド・ボッシュの『宣教のパラダイム転換(上、下)』(新教出版社)の飜訳をカトリックやプロテスタントの枠を超えて共同作業をしたことが、日本宣教学会発足の原動力の1つとなりました。
さらに遡って、1960年代のカトリック教会の第2バチカン公会議、エキュメニカル運動を推進する世界教会協議会(WCC)の働き、1970年代からの福音派ローザンヌ運動などが相まって、神の宣教の働きの中で、神様からの召命に真摯に応答しようとする人々が日本宣教学会の設立を促しました。
『日本宣教学会』は、カトリック、プロテスタント、カリスマ派、東方教会、無教会の方々も含め、「宣教」や「宣教学」に関心のある方に開かれた学会です。今は査読付きの学会ですので、論文の投稿や研究会での発表も歓迎されています。もちろん、入会にあたっては、会員の推薦者二名、及び理事会での承認などの審査があります。この点は他の学会と変わるところがありません。
私たちは、現代のグロバールな時代に、日本という場で生活しています。一方、私たちキリスト者は、教会という世界共同体の場の中で生かされています。私たちに、神様は主イエス・キリストを通して語り掛けてくださっています。その声を聞き、今、この世界で生かされている者たちとして、その声に応答したいのです。御声に従いつつ、宣教を実践し、その実践を考察する学会が日本宣教学会なのです。
聖霊の導きに応答しつつ、皆さんも共に学びあい、共に励まし合い、共に主にお仕えしませんか。
日本宣教学会とは
本会の主たる目的は、以下のとおりである。
- 1)キリスト教会の宣教に関する神学的、歴史的、社会的、実践的な学問的研究を促進する。
- 2)宣教学の学問を他の学問分野と関係づけ、宣教学と関連性のある活動並びに研究に従事している個人や団体との関係を築き共同活動や交流を深める。
- 3)宣教学の研究者間、および他の研究者あるいは研究機関、さらには、宣教に関わる関係者すべてに向けて情報の交換を促進し、キリスト教宣教の学問的、実際的研究の伝達、および出版を推進する。
- 4)世界の宣教学会との交流を深め、国際的に共有する宣教の課題を紹介し、さらに日本から世界への発信を促進する。
- (日本宣教学会規約より)
活動内容
研究発表会
出版物・発行物
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